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全日本選手権・那須

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2015/06/28 08:19:25終了日時2015/06/28 15:39:55
水平距離33.77km沿面距離33.89km
経過時間7時間20分30秒移動時間1時間42分32秒
全体平均速度4.62km/h移動平均速度19.83km/h
最高速度57.75km/h昇降量合計784m
総上昇量392m総下降量392m
最高高度298m最低高度214m

区間解析

地点名通過時刻
移動時間
累積距離
区間距離
平均速度高度
高度差
平均勾配
START08:19:250.00km 290m 
 00:24:448.34km20.2km/h↓26m↓0.31%
大会コース直角コーナー09:00:588.34km 264m 
 00:34:3511.86km20.6km/h↓4m↓0.03%
サブ会場沿い大会コース10:54:0320.19km 260m 
 00:10:171.54km9.0km/h↑18m↑1.17%
最終選手通過後に開放されたコース14:57:2721.73km 278m 
 00:08:422.88km19.8km/h↓16m↓0.56%
最初の観戦ポイント15:06:0924.61km 262m 
 00:24:149.28km23.0km/h↑28m↑0.30%
GOAL15:39:5533.89km 290m 

写真レポート


大会臨時駐車場

2015/06/28 08:21:07

大会臨時駐車場

全日本自転車競技選手権大会ロードレース観戦のために那須にやってきた。

たとえ土砂降りの雨でも観戦するつもりだったが今のところ大丈夫そう。
コースのルート上を移動しながら観戦する予定のため自転車も積んできた。もちろんコースは走れないので、コースに沿うような少し離れた道を移動しながら観戦する。
合羽を着て走るつもりだったがその必要はなくなりちょっとしたサイクリングも楽しめそう。

写真は大会メイン会場行きのシャトルバス。たくさんの人たちが乗車していて出発を待っていた。



大会会場への道

2015/06/28 08:33:56

大会会場への道

さっそくサイクリング。道は広くて舗装もきれい。程よい登り坂のあとはところどころ木陰もあって涼しい。

快調なペースで会場を目指す。同じく自転車で会場に向うライダーもちらほら。登りでは遅れないように同ペースで張り合ったり。



大会コース直角コーナー

2015/06/28 09:00:58

大会コース直角コーナー

とりあえずチラシみながら走ってきたらコースの直角コーナーの場所に出た。
ほとんど観戦者がおらずフェンスのまん前で見られるため最初の何周かはここで観戦することになった。

地元ボランティアの方や警察官の方たちがとてもよく動いていて、那須全体で大会を成功させるんだという意気込みがビシビシ伝わってきた!



男子一周目集団

2015/06/28 09:28:50

男子一周目集団

早速男子の集団がやってきた。すごい迫力。曲がった先がいきなり登りの為ギアチェンジの音がいっせいに重なりびっくり。最初は集団内で自転車同士がぶつかっているのかと思った。

フェンス側はアウトコースなのでちょっと選手たちとの距離が遠い。インコース側に渡ってもっと迫力の写真をと思ったが係員の方に止められた。

数分後に単独でYジャージの選手が通過した。話を聞くとその選手は志木店で走ってる人でメチャクチャに強いらしい。普段のレースではE1クラスで走ってるようで自分からしたら次元の違う強さだろう。そんな彼がいきなり千切れるほどのペースなのだから凄まじい!
あらためてこのレースは日本一を決めるレースなんだと思い知らされる。ちょっと緊張してきちゃった。



女子一周目集団

2015/06/28 09:32:50

女子一周目集団

予定では男子から5分遅れのスタートだったが、昨日のレースのペースから計算して8分遅れのスタートになった模様。
男子ほど集団は大きくないがやはり迫力満点。登りに入ってからもかなりのスピード維持してるようだ。自分ならこの登りのペースで千切れるだろう。そもそもここまでも付いて来られないか。

実は女子のレースも大変楽しみにしていた。萩原選手と与那嶺選手のどちらが勝つのか?または金子選手などの伏兵が抜け出すか。
ちなみにJACKは萩原選手贔屓。



男子逃げ集団

2015/06/28 10:02:10

男子逃げ集団

3周目かな。
早くも逃げ集団ができてる。ざっと見た感じだと各チームのエース格の選手たちが乗っている!まさかこのまま行っちゃうのか。
さらにこの集団には個人的に応援しているイナーメの高岡選手の姿も!彼はフルタイムワーカーでありながら数々のレースで活躍している社会人レーサーで年もほぼ同じ。真っ赤なTIMEを駆っての参戦。胸が熱くなる。



R294への道①

2015/06/28 10:07:22

R294への道①

小腹が空いたので警察官にコンビニの場所を聞いてひとまずそこまでサイクリング。

大分離れた国道に出てさらにそこから5km先とのこと。
遠いほどサイクリングできてうれしいと感じるのは立派なロングライド依存症の証。

そんなこと抜きにして純粋にサイクリングコースとしても最高のロケーションだった。



R294への道②

2015/06/28 10:12:07

R294への道②

本日JACKを誘ってくれたON氏。
あまりに遅いので様子見と称して来た道を引き返してアップダウンを再度楽しむ。

彼は今日こんなに走ると思っていなかったらしく、5段変則程度の空気もろくに入ってない小径車だったため非常にきつそうだ。
でも満更でもなさそうな顔でマイペースで景色を楽しみながら走っていた。おそらく彼も依存症だろう。



R294道の駅伊王野

2015/06/28 10:15:16

R294道の駅伊王野

国道に出て左折後にあった道の駅。
どんなものが売ってるかわからないのでスルーして確実なセブンイレブンを目指す。
ちょっと雲行き怪しくなってきたがぎりぎり持ちこたえてる。



R294

2015/06/28 10:41:31

R294

セブンイレブンでの補給も無事済み今度は大会サブ会場を目指す。
ここは今大会一番の登りの近くなので是非見ておきたいと思っていた。

事前にもらったチラシの地図を頼りに移動しているため距離感が全くわからない。JACKにはそんなのみじんも関係ないどころか長くて険しいほどおいしいが、さっきの補給中ON氏が地獄のサイクリングだよ~と笑っていた。うれしい悲鳴というやつだろう。



R294から大会サブ会場への道

2015/06/28 10:51:04

R294から大会サブ会場への道

やがて道路規制の場所に出たら警察官がいたのでチラシの地図見せてサブ会場までのルートを聞いた。
またこんなすばらしい道を走らせてもらってラッキー。
目指す場所は目前。

このときON氏とはずいぶん前にはぐれてしまっていたのだが、どうやら既に着いていたみたい。さすがである。



サブ会場沿い大会コース

2015/06/28 10:54:03

サブ会場沿い大会コース

サブ会場でフラダンスのステージを観て休憩してレース観戦に復帰。

ここも人はまばらで場所取りなんかも必要なさそう。選手がくるまで審判員の方たちと談笑。
先週筑波山走ってきたよとか言ってたなあ。



前年のチャンピオン佐野選手

2015/06/28 11:10:03

前年のチャンピオン佐野選手

もう何周目かよくわからない。
写真真ん中の蛍光色のヘルメットは昨年チャンピオンの佐野選手。地元開催に華を添えられるか?



追走集団

2015/06/28 12:32:17

追走集団

佐野選手たちの先頭集団を追う追走集団。
たぶんメイン集団から飛び出してブリッジを試みているんだろう。協調して前に追いつきたい者と邪魔して前に追いつかせたくない者の思惑が交じり合っててこれぞロードレースという感じ。

この駆け引きがまさにロードレースの醍醐味だ。



メイン集団を牽引する愛三工業のトレイン

2015/06/28 12:32:18

メイン集団を牽引する愛三工業のトレイン

逃げを吸収したいためにチーム一丸となってトレインを組んで集団を牽引する愛三工業のメンバー。

この後5分以上の差を一気に詰めて、そこに他チームも加勢して結局レースを振り出しに戻した模様。



ちょっと休憩

2015/06/28 12:33:17

ちょっと休憩

ちょっと興奮しすぎのためクールダウン。
りんごジュースみたいな味だった。



女子最終周回

2015/06/28 12:36:06

女子最終周回

戻ったら女子の最終周回。3強が集団の先頭に陣取っている!
1分ほど前を単騎で逃げている選手がいるのに協調して追いかけようという意思を微塵も感じない。
このままじゃ逃げ切られちゃいそう。
最後まで勝者のわからない展開にどきどき。



男子中盤すぎメイン集団

2015/06/28 12:45:22

男子中盤すぎメイン集団

男子はここからやっと後半戦。メイン集団内の畑中選手と2人後ろに窪木選手。
あとから写真見るとあきらかに脚を温存しているな。

観戦中は猛スピードで駆けていくのでそんなことわからなかった。



大会一番の登り坂ポイントへの道①

2015/06/28 12:48:22

大会一番の登り坂ポイントへの道①

さていよいよ今大会最大の登りに移動。
7%の斜度をどのくらいのスピードで駆け抜けるんだろう。

わくわくしながらサイクリングも楽しめるなんて最高だな。



大会一番の登り坂ポイントへの道②

2015/06/28 12:48:23

大会一番の登り坂ポイントへの道②

総裁。土砂降りでも行くけど覚悟あるか聞いたらOKと。
生西園や生増田見てみたいとのことで本日参加。速すぎて誰が誰だかわからないみたいだがレースの迫力を一緒に興奮しながら愉しんだ。



大会一番の登り坂ポイントへの道③

2015/06/28 12:48:24

大会一番の登り坂ポイントへの道③

Mr氏。本日は小径車で参加。
駐車場で娘さんのサドル高で試乗させてもらったがペダルに足が届かなかった。
またがる前からそんな気はしてたけど。

彼もこんなに走ることは想定しておらずトレーナーが暑いとぼやいてた。
彼はJACK以上のロングライド依存症のため、今度はここまで自走できて思う存分那須を走り倒すかもしれない。そのときはもちろんお付き合いいたしますよ。



登り坂中間

2015/06/28 12:51:01

登り坂中間

真っ直ぐな上り坂。この上からの眺めは絶好のロケーション。
手すりには那須ブラーゼンの選手一人ひとりののぼり旗がでている。それぞれに直筆と思われるサインがしたためられていた。



登り坂ほぼ頂上

2015/06/28 12:55:05

登り坂ほぼ頂上

なんとこんなところでK井選手と遭遇。完全にリラックス観戦モード。私服姿を見たのははじめて。

終盤のレース展開なんかを予想しながら歓談する。彼も相当国内の選手事情に詳しい。

この時点で女子の結果が出て見事ゴールスプリントで萩原選手が与那嶺選手を寄せ付けず勝利したという情報が入る。おめでとう萩原選手。単騎逃げの選手は残りたった150mのところでつかまって抜き去られたと。悔しかっただろうな。この選手は自転車初めてまだ1年くらいというので驚き。来年に期待。



レース終盤の単独アタック

2015/06/28 12:55:06

レース終盤の単独アタック

ちょうどアタックの瞬間を観た!
NIPPOの山本元喜選手。物凄い瞬間加速だった!彼は今本場ヨーロッパを主戦場に戦っている。去年は3位だった。
間違いなく新城に続く次世代の主役。この目で見られて本当に来てよかった。



大人数のメイン集団

2015/06/28 12:55:07

大人数のメイン集団

続々と登ってくるメイン集団。アウターで低ケイデンスの選手もいればインナーくるくるの選手も。

どっちにしてもとても7%の登坂のスピードとは思えない。
これが日本トップレベルの選手たちのスピード域なんだと実感。



集団内から飛んできたボトル

2015/06/28 12:55:08

集団内から飛んできたボトル

まだ7分くらい中身が入っていたが、集団内からこちらへ向けてボトルが飛んできた。

登りではこの水分の重さも邪魔だったのだろう。



先頭集団の土井選手

2015/06/28 14:57:24

先頭集団の土井選手

写真真ん中が土井選手。歯に衣着せぬ物言いは度々物議を醸すが、ホントのことを言ってるだけで周りが勝手に騒ぎ立ててるだけなのである。
そんなストレートな土井ちゃんには熱狂的なファンも多い。

手前右の顔が切れちゃってる選手が先述の高岡選手。この局面で土井ちゃんのそばで走ってるなんて鳥肌モノだ。



最終周回の逃げメンバー

2015/06/28 14:57:25

最終周回の逃げメンバー

いよいよ最終周回。なんと高岡選手が2番手。後ろはブリッツェンのエース増田選手。
トッププロと対等に戦える高岡選手はサラリーマンレーサーの代表格。それを証明するレースとなりそう。



追いかけるメイン集団

2015/06/28 14:57:26

追いかけるメイン集団

猛追する集団。ここから先頭集団に追いつくのは厳しそう。
真ん中は山の神と呼ばれる森本選手。



最終選手通過後に開放されたコース

2015/06/28 14:57:27

最終選手通過後に開放されたコース

結果は優勝窪木選手、2位畑中選手のUKYOワンツーフィニッシュだった。
完全にUKYOの作戦通りに運んだレースだった。それを実行できたんだからやっぱりUKYOは強いんだ。
普段はチームメイトのスペイン人の影に隠れてるけど。

赤いフラッグを振りながらオフィシャルカーが通過後、係員に尋ねたらいいよというのでコース上を走って戻ることにした。



コースをサイクリング①

2015/06/28 14:57:44

コースをサイクリング①

こうして見るとやっぱり結構登ってるんだな~と実感。
なんとなく遠慮がちに歩道を徐行。



コースをサイクリング②

2015/06/28 14:59:35

コースをサイクリング②

道路左脇にブルーのラインが引かれてる。
これは今大会のためにコースを間違わないように引かれたものらしい。

いずれ再訪したときにこのラインにしたがって走れば今日のコースを間違えずにトレースできる。



コースをサイクリング③

2015/06/28 15:00:27

コースをサイクリング③

自動車はまだ規制中のため安心して走れる。
ついさっきまで日本のトッププロたちがレースをしていたこの道を優雅にサイクリングしているなんて物凄く贅沢な経験だ。

平らなところはあんまりなくて常にアップ・ダウンでコーナーも頻繁に現れる。これだと地脚の強さだけでは勝てないし人数揃ってるチームが絶対に有利だっただろう。
レースの詳細な展開などはいろんなサイトで報じられてるのでそちらで。

今回のコース設定は地元の栗村氏の意向が強く働いたのかな。近年のコースは難易度高すぎて序盤で優勝候補が絞られる展開で見る側としては早々に退屈してたんだけど、今回のコースはテクニカルな下りがたくさんあるため最後まで集団が崩壊しづらい展開になった。
絶妙なコース設定でどんな脚質の選手にもチャンスがあって、ほんとに最期までハラハラしながら楽しめたレースだった。



最初の観戦ポイント

2015/06/28 15:06:09

最初の観戦ポイント

最初に観戦していたポイントに戻ってきた。
フェンスなどは撤去されていた。地元ボランティアの方たち本当に素晴らしい大会運営でした。
どうもありがとうございました。



臨時駐車場への帰路①

2015/06/28 15:10:03

臨時駐車場への帰路①

信号も稼動し始めて車の往来も始まった。
ここからは来た道を戻るだけ。
それにしても頻繁にアップダウンが繰り返されて素晴らしい道路だなあ。



臨時駐車場への帰路②

2015/06/28 15:29:10

臨時駐車場への帰路②

一箇所右折ポイントを通過してしまって迷う。
総裁のスマホを頼りに元のルートに復帰してあとは駐車場までの一本道。



臨時駐車場

2015/06/28 15:35:00

臨時駐車場

駐車場到着。
レースも楽しめたし、思いがけずサイクリングもできていい一日だった。
レース直後のコースを走行できたのは貴重な体験だった。なによりも、お天気が終日持ちこたえてくれたことが大きかった。

写真は歓喜のウィリーを披露するMr氏。

この後各々自転車をたたみ自動車に積み込み東北道へ。途中のパーキングできちんとしたものを食べてたらレース関係者がちらほら。外に出たらUKYOのチームカーが駐車していてルーフには畑中選手のバイクが乗っていた。いろんな角度から写真とりまくっちゃった。

遠路みんなを乗せて運転してくれたON氏ありがとうございました。初のレース観戦はとてもいい思い出になりました。



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