開始日時 | 2015/05/14 09:07:26 | 終了日時 | 2015/05/14 16:16:20 |
水平距離 | 69.66km | 沿面距離 | 70.10km |
経過時間 | 7時間08分54秒 | 移動時間 | 6時間01分27秒 |
全体平均速度 | 9.81km/h | 移動平均速度 | 11.64km/h |
最高速度 | 58.31km/h | 昇降量合計 | 3698m |
総上昇量 | 1847m | 総下降量 | 1851m |
最高高度 | 554m | 最低高度 | 19m |
地点名 | 通過時刻 移動時間 | 累積距離 区間距離 | 平均速度 | 高度 高度差 | 平均勾配 |
---|---|---|---|---|---|
不動峠入口 | 09:07:26 | 0.00km | 24m | ||
00:19:15 | 3.52km | 11.0km/h | ↑266m | ↑7.65% | |
不動峠 | 09:26:41 | 3.52km | 290m | ||
00:38:38 | 11.04km | 17.2km/h | ↓254m | ↓2.31% | |
東筑波ユートピア・西光院への登り口 | 10:19:44 | 14.56km | 36m | ||
00:24:07 | 2.34km | 5.8km/h | ↑197m | ↑8.46% | |
東筑波ユートピア | 10:43:51 | 16.91km | 233m | ||
00:06:10 | 1.01km | 9.8km/h | ↑126m | ↑12.72% | |
上曽峠東 | 10:50:01 | 17.91km | 359m | ||
00:27:39 | 10.69km | 23.2km/h | ↓299m | ↓2.80% | |
吾国山入口 | 11:21:11 | 28.60km | 60m | ||
00:20:23 | 2.84km | 8.4km/h | ↑252m | ↑8.92% | |
道祖神峠 | 11:41:34 | 31.44km | 312m | ||
00:28:51 | 2.79km | 5.8km/h | ↑128m | ↑4.62% | |
吾国山ピーク | 12:10:25 | 34.23km | 440m | ||
00:14:26 | 4.28km | 17.8km/h | ↓356m | ↓8.40% | |
風力発電所入口(加波山) | 12:28:17 | 38.52km | 84m | ||
00:44:39 | 4.78km | 6.4km/h | ↑437m | ↑9.26% | |
加波山神社入口 | 13:23:32 | 43.29km | 521m | ||
00:07:04 | 1.50km | 12.8km/h | ↓57m | ↓3.89% | |
採石場手前 | 13:56:36 | 44.80km | 464m | ||
00:54:59 | 3.96km | 4.3km/h | ↑66m | ↑1.69% | |
足尾山2 | 14:51:40 | 48.76km | 530m | ||
01:15:16 | 21.34km | 17.0km/h | ↓510m | ↓2.40% | |
GOAL | 16:16:20 | 70.10km | 20m |
2015/05/14 09:07:26
本日のライドの趣旨は筑波山周辺の山々を登るというもの。
先日のケチ衛門殿がたどったルートを参考に若干マイルドにアレンジした。
総上昇量2000m超だがのんびりとマイペース守ればいけるのではと考えていた。
筑波総合体育館までは車載。途中国道4号バイパスが2車線化完了していて非常にスムーズであった。
本日休暇の鶴雀氏を乗せて到着。
2日前に台風が通りすぎ当日は30度超えの真夏日予報。スタート時で20度くらいだったためやはり予報通りに暑くなると思いダブルボトルで出発。
2015/05/14 09:26:41
まずはウォーミングアップ。心拍はやや上げ気味で足は温存する感じで。
要するにケイデンス重視。タイムは17’30”くらいだった。
もちろん全然余裕で感覚としては軽々上がれてなんだか調子はよさそう。去年よりは大分ましになってる手ごたえあり。
2015/05/14 09:35:59
不動峠からダウンヒル。
去年はそのまま登り返して通称往復ビンタと呼ばれるピストン練習を何本もこなした。
したがってここから先の道はお初である。例のごとくForetrexに仕込んだルートまかせで進行。
2015/05/14 09:44:11
田圃に写る筑波連山。
あの上の稜線をたどって戻ってくる予定。わくわくするなあ。
2015/05/14 09:50:35
フルーツライン。その名の通り果樹園が並ぶ。
舗装はきれいで走行しやすい。左手に連山を臨み、アップダウンを繰り返し北上していく。
2015/05/14 10:19:44
Foretrexにルート仕込んでなければ分からなかったかも。
ほんとにこんなところから入っていくのかというような入口だった。
2015/05/14 10:29:14
登り口からかなり急勾配だった。手元のガーミンは14%を示してた。
だがなぜか調子よさそうなJACKは相変わらずケイデンス走法で時速10km/hキープで淡々と登る。
去年はこの斜度だとそんなに廻せなかったのだが今日は違った。
写真は途中の景色良いところで撮影。乗車中で足は着いてない。
2015/05/14 10:43:51
とりあえずユートピアまで。右に行くと西光院みたい。
ここがピークかと思ったらまだ登りが続いてた。
2015/05/14 10:46:22
またまた眺望の良いところ。くどいようだが足は着いてない。
やはりオーバーペースさえ気をつければ撮影する余裕もあるくらいには進歩したか。
2015/05/14 10:50:01
どこが峠かわからなかったがとりあえずピーク。
ここから東に下って再びフルーツラインに復帰。この下りは路面状態悪く神経使うダウンヒルだった。
2015/05/14 11:07:26
どこからだろうか。気がついたら舗装がきれいな路面になってて気持ちよく下った。
おかげでForetrexの左折指示見落としてしまった。
2015/05/14 11:21:11
無事ルート修正してフルーツラインをしばらく北上。
結構な斜度の登り坂が見えてきた。ここから吾国山の登り。
2015/05/14 11:41:34
舗装もきれいで道幅も広くとてもよく整備された道路という印象。
しかしヒルクライムとしてはかなりパンチが効いている。途中一箇所だけ短い平坦があったがあとはずっと登りで斜度も10%くらいだったと思う。
写真はお互い足着きなしで登頂してちょっと休憩中に撮影したもの。後ろの看板には周辺の略図が高度とともに書いてあったが、この現在地が一番高いみたい。
2015/05/14 11:42:51
先ほどの看板の道路はさんで反対側。
ここからハイカーが入っていくような林道を進む。道幅はせまくほんとに自転車でいけるのか不安になるような道だった。
2015/05/14 12:01:06
まさに林道といった感の道。
2日前の台風の影響か落ち葉が多く、ところどころ堆積していて注意が必要。
2015/05/14 12:10:25
ちょっといつまで登るんだとおもいながらも淡々と登る。
写真は自転車で上がってこられるピークにて。ここから歩いて階段を登るとおそらくほんとのピークなのだろう。
2015/05/14 12:20:40
ピークを過ぎれば当然基本下り。途中に離陸場がありそこから飛び立ったであろうパラグライダーが2機、お空の散歩中。
山と山の間の空間で上昇気流に乗って離陸場より高いところを彷徨っていた。
JACKには一生縁のないスポーツだろうな。
2015/05/14 12:28:08
吾国山を下りきったところ。
よく考えたら吾国山は筑波連山にかぞえられるのかな?ケチ衛門のアドバイスどおり飛ばしても良かったかも知れない。
この時点でも体力には全然余裕があった。ただボトルの残りが250cc程度だったのが唯一不安材料。
あとから考察すると、この県道のどこかでドリンク補給しておくべきだった。
このあとの登りがあんなに険しく長く続くとは思ってなかった。油断というか慢心というか・・・。
2015/05/14 12:28:17
ここもやはりこんなとこ入っていくのかという入口。
Foretrexなかったらとても入っていく勇気はないなあ。
2015/05/14 13:23:32
いったいいつまで続くのか不安になるほど延々と9%ほどの登りを強いられる。
ドリンクは大分前に空になっていて喉はもちろん口の中もからからに渇いてしまって、真夏日の日差しと相まってここの手前でとうとう足着き。ここまで比較的好調に登ってこられたし去年からの成長も確信できたのでもう無理は必要ないかなあと。
満足感もあったので悔しさはあまりなかったが、それより脱水症状が心配になってきた。
運よく岩場の湧き水があり迷わず飲む。透明だったから多分大丈夫だろうと思って。
味はほとんどなかったから軟水なのかな。とりあえず1リットルくらいがぶ飲みして1本の空ボトルを満タンに。
リスク冒してまで湧き水もまなきゃならないほど結構ぎりぎりの状態だった。
2015/05/14 13:56:36
ここで痛恨の脚つり。脚というか両股関節から腹筋まで自分の意思とは無関係に収縮をくりかえす。
もはや下半身の筋痙攣。たまらずに道端にひれ伏す。漢方薬と2RUNを服用し嵐が過ぎ去るのをじっと堪える。
何度も脚つり起こしてやっとわかったのだが、JACKの場合おそらく発汗によるミネラル・電解質の流出よりも単純に水分が圧倒的に不足して痙攣がおきるようだ。喉、ましてや口腔内が乾燥するような状態になったときには多分もう遅い。そうならないように絶対の注意が必要だろう。
このアクシデントで鶴雀氏も足止めしてしまい申し訳なかった。
倒した自転車からJACKのカメラを取り出し動けないJACKをにこやかに撮影してくれたおかげであまり深刻に考えずに済んだ。鶴雀氏流の励ましと受け取ったのだが買いかぶりすぎか。
2015/05/14 14:12:04
なんとか立てるまでには痙攣はおさまったが、サドルに座ってももをあげるとビクッと反射が起こり回復不能の状態になったらホントにやばいので押し歩く。やはり使う筋肉が違うせいか歩く分には問題なし。
お付き合いいただいた鶴雀氏にはとても感謝している。
風力発電所ならトイレと手洗いの水道あるかと淡い期待もあったのだが、無人でそんなものなかった。
2015/05/14 14:51:35
もう完全にハイキング。さすがの鶴雀氏もドリンクが尽きてちょっとピンチ。とにかくどこかで山を降りてコンビニなり自販機をみつけようということに。
写真は真壁側の景色。どうせおりるならこっち側に降りないと。
2015/05/14 14:51:40
写真は石岡市側。
ここは左右どちらにも眼下に町を見渡せる。こっちに降りたらまた登りかえすか南側をぐるっとまわって帰るしかないため、この先は西側に降りられるところで降りちゃいましょうということに決定。
2015/05/14 17:00:51
きのこ山を下りきったところで県道7号に出る。すぐ東が前に通った上曽峠だった。
県道7号で西側におりて大きい交差点で自販機発見。なんだかとんでもないところから生還した気分。
一息ついて県道41号を南進して体育館に帰還。途中鶴雀氏が向かい風のなか前を曳いてくれてとっても助かった。
自転車を車載して軽く着替えしてすぐそばの「彩食工房ひるくらいむ」へ。
2015/05/14 17:15:30
とても半端な時間だったが遅めの昼食。2人ともビーフカレー。
複雑な味が絡み合っていわゆる家で食べるようなカレーとは全然別物。辛さは控えめだったが本格的なカレーに出会えて満足。これは安心してみんなにお勧めできる。今度はランチタイムに来ようと思う。
総評:初めて登る山は事前に勾配や長さをきちんとチェックして充分に備えを持たないと危険。特に今回のような連山だと戻るにしても登らないといけないシチュエーションになってしまうため入念にチェックすべし。一人で行ってたら冗談抜きにやばかった。鶴雀氏のおかげで帰ってこられたといっても過言ではないくらいのアドベンチャーライドだった。さらなる体力の増進を目指すとともに決して油断しないように精進せねば。